シンドウ・ショールーム

Shindo's Showroom

シンドウ・ショールームへようこそ。

 院長の趣味を紹介します。患者さんのお気持ちを和めることができれば、これも医院の紹介の一部に取り入れてもよいかと考えて、つたないものですが公開いたします。お楽しみください。

 第一展示室は「貝の展示館」です。
子供のころ、海岸で見つけた小さな貝ガラを拾って、その美しさに感動したという思い出は皆さんきっとおありでしょう。海は生命誕生の源、貝ガラは海からの贈り物です。その色彩と造形美に大自然の不思議と偉大さを感じて収集しています。有名なオウムガイやホネガイなどのように、貝は造形の妙を私たちに見せてくれる第一級の天然の芸術品なのです。わずかな数の院長のコレクションですが、なかには珍しいものもあります。まずは、エントランスの耳鼻科にちなんだ美しい貝の標本からご覧ください。もっとたくさんの珍しい希少なコレクションは、リンク集でもどうぞお楽しみください。
 第二展示室は 「写真館」です。
当院自慢の年賀状を載せました。毎年、前年に院長自らが撮った写真の中から美しいものを一枚選んで、おめでたい年始のご挨拶用に写真年賀状にしてお世話になった方々にお送りしています。これらを初めて公開します。決してうまくは撮れていない自己満足の写真なのですが、雰囲気だけでもお楽しみください。

エントランス

SR01

ミミガイ

Haliotis asinina

アワビやトコブシの仲間。(ミミガイ科)
英名でもDonkey’s earと称します。
これでも巻貝なので、もう一方をさがして「片思い」はしません。

SR02

リンゴマイマイ

Helix pomatia

エスカルゴです。食用のカタツムリで、陸産の貝の代表です。内耳の感覚器官で、音を感じる装置は蝸牛(かぎゅう)といい、まさにカタツムリの形をしています。音を効率よくラセン形の中に伝える仕組みになっています。

SR03

キイロダカラガイ

Monetaria moneta

幼貝は剣道の面に似るのでメンガタダカラとも呼ばれます。中国・東南アジア・アフリカなどで古くから貨幣として利用されました。漢字の「貝」の象形の基の貝で、宝(旧字体の寶)・財・貴・買などの字源です。よって、英名でもMoney cowrieとなっています。

SR04

ウミウサギガイ

Ovula ovum

英名はEgg cowrie、「玉子貝」です。セトモノのように真っ白ですが、外とう膜に被われている生貝の色はなぜか真っ黒なのです。信じられますか? あなたはウサギ派? 玉子派?

SR05

クロユリダカラ

Erosaria guttata

解説は不要でしょう。
どうして、何のためにこのような模様ができたのでしょうか。

SR06

オウムガイ

Nautilus pompilius

おなじみの生きた化石。形と模様が鳥のオウムに似ています。断面で見るようにカラの中がたくさんの部屋に分かれていて、中のガスを調整して立った姿勢で浮き沈みしています。潜水艦ノーチラス号の名の由来です。上は、約5億年前のアンモナイトの化石です。海は生命の源だと実感します。

第一展示室 第一展示室