イモガイ

漢字名
芋貝
イモガイ(芋貝)

左から、アンボイナガイ、タガヤサンミナシ (鉄刀木身無)、アンボンクロザメ (黒雨)、ナンヨウクロミナシ (南洋黒身無)。形から、お芋のよう。別名ミナシガイとも言います。殻に対して口や蓋が小さいのでまるで「身がない」ように思われたから。
この種は大なり小なり全て毒があります。口から出した毒矢を刺して魚などを麻痺させて餌にしています。殻の模様が綺麗なので生きた貝を手でつかんでしまいそうですが、気をつけるように。アンボイナガイ(左端)はイモガイの中で最強の毒を持つ貝。唾液腺から槍のような吻で毒を注入して自分よりも大きな魚でもしびれさせて食べてしまう。人間でも刺されれば死に至る事があるくらい。よって、沖縄では「ハブガイ」とも呼ばれています。

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